小学校2年の算数における子どもたちの学習を支援するアプリです。
画面上の動物たちを線で囲んだり、用意された色紙を折ったり切ったり等の操作をiPad上でしながら、四角形や三角形の定義や性質を発見したり、友だちに説明したりすることができます。
「三角形と四角形」は、以下の4つの内容で構成されています。
○かこんでみよう
・同じ色の杭をロープ(線)で結んで、動物たちを囲んだり、囲んでできた形を分類したりする操作を通して、四角形や三角形といった図形に興味を持たせ、その構成要素に着目させることができま
す。
○長方形と正方形
・iPad上で、折り紙を折ったり切ったりする活動を通して、長方形や正方形の辺や角などの構成要素に着目しながら、その定義や性質を理解することができます。
・画面上に配置されたいくつかの四角形について、三角定規などを使って、その性質を確かめることができます。
○直角三角形
・iPad上で、折り紙を折ったり切ったりする活動を通して、直角三角形の構成要素に着目しながら、その定義や性質を理解することができます。
・画面上に配置されたいくつかの三角形について、三角定規などを使って、その性質を確かめることができます。
○おって、切って、はって
・長方形・正方形・直角三角形の定義や性質を理解した上で、iPad上で正方形の折り紙を折ったり切ったり、貼り合わせたりして、楽しみながら様々な模様を作っていくことができます。
〈主な特長〉
iPad上での具体的な操作は、子どもたちが問題解決のための道筋を目に見える形で、様々に試行錯誤することを可能にします。
iPadを机の上において自分の考えた道筋を、隣の友だちに説明したり、専用のケーブルで電子黒板やプロジェクターなどに接続して、クラス中の子どもたちに説明したりすることもできます。
※iPad1では、接続できません。
〈主な機能〉
【学習モード】
「三角形と四角形」は、各内容の中で学習の進め方に合わせて「きほん1」・「きほん2」・「きほん3」・「はってん1」・「はってん2」・「はってん3」の6つのモードに分かれています。
【道具箱】
「道具箱」の中には、定規、三角定規が用意されており、取り出して線を引いたり、長さを測ったりしながら、学習内容に合った操作活動を進めることができます。
また、「直角三角形」や「おって、切って、はって」では、学習内容に応じた折り紙が用意されていますので、折ったり切ったりしながら操作活動を進めることができます。
【台紙】
背景の台紙は、用途に合わせて様々なものを用意しています。学習の目的や進め方に合わせて、自由に選ぶことができます。
【動かすモード】
いろいろな四角形や三角形、折り紙などを動かしたり、回転させたりすることができます。
また、道具箱から新たに取り出したり、しまったりすることもできます。
【おるモード】
折り紙を、辺に合わせて二つ折りや四つ折りにしたり、対角線で折ったりすることができます。
折った折り紙は開くと、折り目の線が表示されます。
※「長方形」の「きほん1」では、折った折り紙を、折り目に合わせて開くことはできません。
【切るモード】
折ってから開いてできた折り目の線に沿って、切ることができます。
※切った図形は、「動かすモード」で移動させたり、回転させたりすることができます。
【書くモード】
指を使って文字や数字を書いたり、消したりすることができます。色や太さも選ぶことができます。
【しるしモード】
長さが等しい辺に、等しいことを表す「しるし」をつけることができます。
また、直角であることを確かめた角に、直角の「しるし」をつけることもできます。
決まった使い方はありませんので、授業の展開や子どもたちのアイディアに合わせて、自由にお使いいただけます。
〈QB説明〉算数シリーズは、学習指導要領に基づき、今後も領域や学年別の指導に合わせたツールとして、ラインナップを増やしていきます。